CoCTRPG『ある学校の階段の怪談』後編
前編⇒CoCTRPG『ある学校の階段の怪談』 - うちの四季さん
KP:夏たちは校長室だよね。
夏:そうだよ。失礼しまーすって言いながら開ける。
KP:うーん、どうやら校長室は鍵がかかってるみたいだね。
夏:冬、開けて。
冬:えー…、冬は嫌だなぁ…。
鍵開け【冬:31=94】失敗
夏:あー…。じゃあ鍵探しだねぇ。じゃあ職員室。
KP:職員室は普通に入れるよ。教師用の机が並んでいて電話機や教科書、プリントが散らばってるね。
夏:じゃあ目星で何か無いか探すよ、冬もやるよ!
目星【夏:45=79失敗 冬:25=92失敗】
KP:まぁ、廃墟だからね、全体的に埃っぽいかな。
夏:引き出しとか調べられる?
KP:調べられるけど、時間が掛かりそうだねぇ。幸運ロールして成功したら1D3で、失敗したら30分調べた事にしようか。
冬:えー、開けて閉めるだけなのに30分もいるの?
KP:引き出しが必ずしも簡単に開くとは限らないっしょ?ガタついて開けにくかったりするだろうし、汚いから虫もでるかもよ?
冬:うぅ~、やだぁ。
幸運【夏:60=88失敗 冬:80=60成功】
1D3【冬=1】
KP:じゃあ冬は10分かけて、夏は30分かけて引き出しを調べました。
冬が調べた机の中から、ハンマーが1つ出てきたよ。
冬:一応持ってこ、後で返せばイイだろうし。
KP:じゃあ今度は春秋ね。どうする?教室行く?
秋:ええ、1年生の教室へ行きますわ。
春:まだ帰れないのかな…。私嫌だなぁ…。
KP:古ぼけた教室は、埃まみれの机と椅子、黒板と掃除用のロッカーがあります。
秋:とりあえず目星ですわね
目星【春:30=60失敗 秋:25=16成功】
KP:じゃあ秋は、黒板の隅っこに小さな落書きを見つけるね。
『僕をいじめてた奴はもういない。あの彫像さえあれば悪い奴はみんないなくなる。
ここはまさに理想郷。みんなが幸せになれる最高の学校だ!』
秋:いじめ…ですか。これ以上は情報はないですか?
KP:うん、得にはないかなぁ
秋:では夏お姉様と冬と合流しましょう。
KP:OK
夏:お疲れ~、何か収穫はあった?
秋:少しだけ。夏お姉様たちは?
冬:ハンマー見つけたぁ、でも使えるかな?
秋:使わない事を祈りましょう。
春:ねぇ、まだ帰らないの?早く帰ろうよぉ…。
秋:春お姉様、次は2階へ行きますの。もう少し我慢してくださいな。
KP:2階へ向かう階段の途中、校舎に入る前に感じた悪寒が4人を襲う。
幸運ロールです!
幸運【春:75=29成功 夏:60=4クリティカル 秋:75=61成功 冬:80=15成功】
KP:全員成功だね、じゃあ続けて1D6のロールでくしゃみの回数を決めるね。
春:くしゃみ?
1D6【春=4 夏=5 秋=2 冬=3】
KP:やっべ…。
秋:今のは何ですの?私達はなにをさせられてるんですの?
KP:まぁまぁ、次は何処に行く?
夏:さっきと一緒で良いんじゃない?アタシと冬が理科室。春姉ぇと秋が音楽室で。
秋:ではまた後ほど。
KP:じゃ、夏達からね。
実験台とガラス戸の薬品棚が並ぶ。薬品棚には鍵がかかっているが、中には一般的な薬品が多数入っている。
夏:……、それだけ!?
KP:それだけ。何か欲しいなら幸運で出すけど?
夏:いや、いらないかな。
KP:そう?じゃあ春達ね?
ピアノが1台、部屋の中央にあるだけの殺風景な部屋。
秋:まずは目星ですわ!
目星【春:30=61失敗 秋:25=56失敗】
秋:腕が振るわないですわ…。
KP:どうする?目星以外はとくには無いんだけど。
春:秋ちゃん、もう行こう…。私もう帰りたい。
秋:では次の部屋を見ますわ。
KP:じゃあ次は夏ね。
夏:大変だなKPも。
KP:三年生の教室ね、古ぼけて、誇りのかぶった机と椅子、黒板と掃除ロッカーがあるよ。
夏:おっしゃ目星。
目星【夏:45=14成功 冬:25=30失敗】
KP:じゃあ夏ね、黒板に小さな落書きを見つけます。
『屋上の像は怪物の腕。あれさえ壊せば救われる。屋上にさえ上がれれば……』
夏:像は怪物?じゃあ、呪いは本物って事?いちおうこの落書きを冬にも見せておく。
冬:見たくないよー…。
KP:じゃ、今度は春ね。
2年生教室は1年生教室と同じ。はい、目星。
秋:分かっていたかのように言わないでください、やりますけど。
目星【春:30=88失敗 秋:25=9成功】
秋:目星だけは冴えていますわ。
KP:『みんな何かに怯えてる。まるで地雷を避けるように慎重に動いている。息が詰まりそうだ。この世に聖人君子なんかいないんだ。もうまっぴらだ……』
とまた黒板に書いてあるね。
秋:よく分かりませんわ。夏お姉様達と合流します。
夏:あとは屋上と校長室かぁ、鍵とか無かったよね?
秋:ええ、もしかしたら屋上に落ちているなんて事も…。あるかもしれませんわね。
春:もう帰りた…。
冬:春姉ぇそればっか、諦めなって。
KP:階段を昇り始めると、すぐに異様な気配を感じとる。そして、4人の目の前にフワフワと浮かぶのをみてしまう。てなワケでSANちぇーっく!
SAN値【春:73=13成功-1=72 夏:74=92失敗-2=72 秋:77=41成功-1=76 冬:91=78成功-1=90】
春:きゃーーーー!嫌いやいやぁ!
秋:春お姉様、落ち着いて!
夏:なに?人魂?春姉ぇビビりすぎだって。
冬:夏姉ぇは落ち着きすぎじゃない?普通はビビるでしょーよ。冬も怖くてチビりそうなんだから…。
KP:4人が屋上へ到着すると、そこに茶羅男の姿はない。噂の根源である銅像があるだけだった。
4人は突如居なくなった茶羅男に、なにか怪奇的な事が起きたのではと察し、SAN
チェック!
夏:多くない!?
SAN値【春:72=98ファンブル-3=69 夏:72=17成功 秋:76=42成功 冬:90=74成功】
春:うぅ…。もうダメぇ…
秋:と、とりあえず。夏お姉様と冬は目星をお願いします。私は春お姉様を支えます。
夏:へーへー、じゃあ銅像に目星。
目星【夏:45=11成功 冬:25=51失敗】
KP:その彫刻をよく見ると、人間の左腕の肘から先の部分が彫られている。手のひらには獣のような歯がむき出しの口が彫られている。肘に当たる部分の土台は柔らかい粘土のようになっており、大勢の人の名前が刻まれているが、刻まれすぎてもはや判読不能。
夏:茶羅男は名前を書いちゃったのかな…。
冬:かもねぇ。で、コレどうするの?
夏:ぶっ壊そう。多分、粘土質だから簡単に壊れるんじゃない?
冬:はいよー。じゃ、しっつれーしまーす!
KP:冬がハンマーを振りかぶり、おもいっきり振り下ろすと、彫刻は呆気なく壊れてしまう。だがそれと同時に、おぞましき断末魔を耳にする。
「アクイアルトコ ワレアラワレル イツカマタ カナラズ……」
4人はずっと感じていた悪寒から解放され、無事に廃校から脱出する事ができた。
茶羅男の消息は分からず、あの夜以降、誰も目にしていないのだ。親が警察に捜索願を出したが、恐らく見つからないであろうと4人は悟る。
後日、あの廃校は心霊スポットとして囁かれるようになり、危険だと判断した国が取り壊す事を決定した。
【今回得たもの】
全員
オカルト
1D10
SAN値回復
1D6+(1D10-悪意ポイント)
春
オカルト+10
SAN値回復+(1-9)=-8
夏
オカルト+10
SAN値回復+(6-9)=-3
秋
オカルト+10
SAN値回復+(3-6)=-3
冬
オカルト+10
SAN値回復+(4-8)=-4